【髭男爵ルイ５３世】娘がとうとう気づき始めた。父ちゃんがサラリーマンではなく一発芸人であることを。

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お笑いコンビ「髭男爵」の山田ルイ５３世（４３）が２２日、都内で著書「一発屋芸人の不本意な日常」（朝日新聞出版）の発売記念トークショーを行い、実娘に正体を隠していることを打ち明けた。

前著「一発屋芸人列伝」（新潮社）が「本屋大賞２０１８年ノンフィクション本大賞」にノミネートされ、「第２４回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞した。山田はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いの負け組芸人だ。

だが、６歳の娘、ももちゃんにはいまだに自分の職業を隠し、超フレキシブルに働くサラリーマンと偽っているという。「たまに出たテレビの録画を見ていると『パパだ』と言われる。『よく似てる人だよ』とごまかしていたが、この間、隣の部屋から壁越しに、娘が『ルネッサンス』と言っているのが聞こえた。だんだんと正体に近づいているのかな」と報道陣に告白した。

普段はメガネをかけて生活しているが、先日、娘と遊んでいる時に寝落ちしてしまったとか。「気づくと娘がそっとメガネを外し『ホラ、やっぱり髭男爵じゃん』と言っている。正体がバレ気味。ヤバイっす」と不安を口にした。
１１年前にルネッサ～ンス！のエセ貴族芸で一世を風靡しかけただけに、過去に売れかけた芸人として胸を張っていい気もするが「小１の子に一発屋という少し苦味を含んだ概念が理解できるかどうか。だから、今のところは隠しておこうと思っている」という。

貴族という正体をサラリーマンという仮面で隠す“仮面貴族”生活を続けているものの、家族の誕生日パーティーなど乾杯がある場面で、妻が毎回「いよいよルネッサ～ンスを出すの？」と半笑いになるのが悩みの種だとか。山田は「まだ出してない」と当分の間、正体を隠し続けるつもりだ。

（出典：エンタメ総合（東スポWeb））
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